社会人野球社会人野球大会 【都市対抗野球大会】(主催:日本野球連盟。8月中旬~後半開催) 大会システム トーナメント方式で、予選で用いられることのある敗者復活戦は行われない。第17回大会(1946年)から第38回大会(1967年)までは準決勝敗退チーム同士による3位決定戦が行われていたが、現在では行われていない。 大会に出場するには各地区の予選を勝ち抜く必要がある。地区は適宜見直しが行われているが、基本的には次のとおりとなっている。(かっこ内は本戦出場チーム数) ・北海道地区(1) ・東北地区(2) ・北信越地区(新潟・長野・富山・石川・福井)(1) ・北関東地区(茨城・栃木・群馬)(1) ・南関東地区(埼玉・千葉・山梨)(2) ・東京地区(3) ・神奈川地区(2) ・関東地区(北関東・南関東・東京・神奈川の次点チームにより争われる)(2) ・東海地区(静岡・愛知・岐阜・三重)(6) ・京滋奈地区(1) ・阪和地区(2) ・兵庫地区(1) ・近畿地区(京滋奈・阪和・兵庫の次点チームにより争われる)(2) ・中国地区(2) ・四国地区(1) ・九州地区(2) ※ 年によっては、北関東地区に2チームの出場枠を与え、その代わり次点チームに関東地区の予選の出場権を与えないことがある。この場合、関東地区の出場枠は1となる。2008年がそれに該当した。これに加え、前年大会優勝チームが所属する地区は、その年限りで1チーム出場枠が増やされる 【社会人野球日本選手権大会】(主催:日本野球連盟。11月開催) 大会システム トーナメント方式で優勝チームを決定する。敗者復活戦は行われない。現在は32チームが出場するので、条件はひとしく、5勝すると優勝となる。 日本選手権はその名のとおり、その年の社会人ナンバーワンチームを決める至高の大会である。しかし、社会人野球界においては歴史と伝統のある都市対抗野球大会の人気が相対的に高く、日本選手権が軽んじられる風潮にある。日本において「日本選手権」があるにもかかわらず他の大会の方が人気が高いというスポーツジャンルは珍しい。 出場チーム(第36回大会のもの。かっこ内はチーム数) ・都市対抗野球大会優勝チーム (1) ・全日本クラブ野球選手権大会優勝チーム (1) ・主要地区連盟主催大会優勝チーム (9) ・最終予選勝ち上がりチーム ・北海道地区 (1) ・東北地区 (1) ・北信越地区(新潟・長野・富山・石川・福井) (1) ・関東地区 (4) ・東海地区 (静岡・愛知・岐阜・三重) (3) ・近畿地区 (6) ・中国地区 (2) ・四国地区 (1) ・九州地区 (2) 【地区連盟主催大会】(主催:日本野球連盟に属する各地区連盟) 地区連盟主催大会(ちくれんめいしゅさいたいかい)とは、社会人野球の統括団体である日本野球連盟(JABA)の9つの地区連盟が主催する大会をいう。現在行われている地区連盟主催大会は以下のとおり。 以前は下記大会のうち東京スポニチ大会から北海道大会までを「公認大会」、それ以外を「準公認大会」と呼んでいたが、それぞれの大会のステータスにそれほど違いがないこと、開催自治体からの後援を取り付ける際に、「準公認」では都合が悪いこと等の理由から、2002年からこの区分を廃止した。と同時に、JABAの関係機関が主催していることを明らかにするために、大会名の頭に「JABA」をつけることとした。 優勝チームに同年の社会人野球日本選手権大会の推薦出場権が与えられる大会(2007年より)。 ・JABA東京スポニチ大会 ・JABA四国大会 ・JABA静岡大会 ・JABA岡山大会 ・JABA京都大会 ・JABA九州大会 ・JABA東北大会 ・JABA北海道大会 ・JABA長野県知事旗争奪野球大会 【全日本クラブ野球選手権大会】(主催:日本野球連盟) 全日本クラブ野球選手権大会(ぜんにほんクラブやきゅうせんしゅけんたいかい)は、日本野球連盟加盟チームのうち、クラブチームとして登録しているチームを対象に毎年行われている大会の事をいう。 2006年の第31回大会から、本大会の優勝チームには社会人野球日本選手権大会の出場権が与えられることとなった。 |